マフラー交換後、サウンドが育ってきているように感じておりました。
 
 使っていくうちに、だんだん音が熟成されていくとはよく言われますが、こんなに変わるの?っていう感じでした。
 本当に、いい方向に変わってきて、音量はアップするし、音質は「ぼぉーん」から「ぶぅぉわーん」と言う感じで、音質に広がりが出てきてました。
 高回転が気持〜ちよい音、吹け上がりもいい!のでついつい回しがちになってしまいます。

 ただ、超低速でのビビリ音がなんか気になります。特に冷えている時と低速の時、更には半クラの際にはビリビリと大きな音が邪魔して、華麗なTSサウンドをぶち壊してくれていました。
 
 
 
TSエンジンの単体サウンドの一端を垣間見た(聞いた)!
 しかーし、なーんかマフラーの進化の速度が急すぎるように感じます。
 例えて言うなら、昨日はチワワだった犬が、朝起きてみたらゴールデンレトリバーになっていたみたいな(笑)
 
 進化を感じ始めて一週間、そんなサイヤ人のようなパワーアップを、我がスパイダーサウンドは続けていました。
 
 音はもうすんごくいいです。フェラーリほど甲高くないですが、はっきり言ってこっちの方がいい!と感じてしまうくらいに!。
 
 でもねぇ、なーんかビビリ音がでっかくなってる。。。
 
 「日頃車に興味ないくせに、ある日鋭いツッコミをする一言」が妻の口から発せられました。
 
 
 「なんか前のスパイダーのエンジンの音の面影がなくなっちゃったんじゃない?それに、発進のときビリビリするー」
 
 そーなんですねー。まー大事をとって、ディーラーに電話しました。
 
 (私)「マフラー換えてから、だんだん音がよくなってきました!でもビビリ音がでかいので、点検してもらえますかぁ〜」
 (O氏)「いいっすよ、強化ゴムが硬いから干渉してるんですかねぇ〜。心配なら点検来てください」
 
 こんな感じで、ディーラーに見てもらうことになりました。
 
 
 
 
 
 工場で待つこと15分・・・。
 
(O氏)「SさんSさん、原因がわかりました!見てみますか?(ニコッ)」
(私)「???はい、、、(嫌な予感)。」
 
 んで、スパイダーをしたからメカニックさんと、O氏と私で覗き込むと、ありました!原因が!
 結局原因は、交換したマフラーではなく、それよりはるか手前の、エンジン側の配管と配管の継ぎ目からの排気漏れでした。
 しかも!、配管同士を繋ぐボルト3本のうち、2本がなくなっていました(アブナイところだった)
 
(O氏)「Sさん、最近どこかでフロアをヒットしませんでした?」
(私)「えっー、してないですよぉー(自信満々)!」
(O氏)「そうですかー?。」
 
  メカニックさんと、O氏と私で、更にスパのフロアを眺めること数十秒・・・。
(O氏)「んんっ!ここ(継ぎ目より更にエンジン側の触媒?)に最近出来たような、ピカピカの擦り傷が・・・。」
(私とメカさん)「おーホントだ。」
 
(私)「・・・・・・・・・・・・・・あ!あーっ!擦った擦ったぁー!そういえば!!
 
(O氏とメカさん)「それですねー。その時マフラーが押されてボルトが折れたんでしょう。排気漏れですね。」
 
 
 
 
 
 マフラー音が大きくなって、音質が官能的になったと思っていたのは、実は、マフラーが育ってきたんじゃなくってただの排気漏れだったのでした!(チャンチャン)。
 しっかりボルトで固定したら、また元のちょっとイイTSサウンドに戻ってしまいましたとさ。
 
 
 でもね、本当にすばらしい音だったんです!排気漏れの音は!!
 排気漏れのすばらしい音を聞いたということは、、、
 すなわち真のTSサウンドの片鱗を聞いたと言うことです。
 短期間でありましたが、非合法的な排気漏れのTSサウンドを聞けてよかったです。
 
 
 そんで、3本のボルトのうち2本のボルトがなくなっていたことに気づいてもっと良かったです(大汗)。。。
 
 
 
 
 
inserted by FC2 system