パワステオイル交換
アルファ全般かもしれませんが、私のスパはパワステを据えきりしたりすると「プシュ〜キュルル〜」などと結構盛大な音がしていました。この音は購入当初からしていたのですが、2年ほど前に添加剤のミリテックを添加してからはやや沈静化していました。
しかしこのミリテックを添加する際にオイルがどす黒く変色していたのを目撃してから、交換しなきゃなぁ〜と漠然と考えていたのでした。そして2年の歳月が流れていきました。
最近、スパもビーも全然不具合箇所がなかったので、パワステオイル交換をすることとしました。
今回用意したオイルはレッドライン(¥1600/L)をチョイス。ここで購入。
交換は全量交換と簡易交換方法がありますが、自分のようなドシロウトは簡易交換でいきます。まぁ、1Lも買ったのだし、簡易交換で十分と思います。
簡易交換は交換自体は簡単です。
車をジャッキアップし、パワステオイルタンクから抜けるだけのオイルを吸出し、抜いた量と同量の新油を入れます。これでエンジンをかけ、パワステを左右めいいっぱい切ります(ジャッキアップした理由は、このときのパワステシステムの負担を抑制するためです)。これでオイルが循環されるので、同じことを用意したオイルがなくなるまで行います。回数を重ねるだけ、だん
だんと新油の割合が高まるので、オイルを多めに用意した方が交換率が上がります。
←手前の黒いカバーからぽっかり顔を出しているタンクがパワステオイル注入口。
←今回の交換のために用意した秘密兵器「オイル吸い君」。
注射器のシリンダーと対油ホースを繋げただけです。。。
スパの場合、一回に吸いだせる量は100mL位なので、これで十分。
1Lの新油を用意した場合、10回この地味〜な作業をするわけです。
シャンプーのポンプを改造してもいいと思います。
←交換時に吸い出したオイル。キッタネーっすね。
交換方法の理屈から、新油も混ざりますが、それでもどす黒いですよね!
ちなみに新油は赤ワインの様に、「赤色透明」できれいです。
新油を1L用意して、一回に交換できる量が100mLなので、10回交換作業しました。とっても地味〜な作業。交換したオイルはとっても汚く、交換を重ねていくうちにみるみる新しいオイルに入れ替わっていく状況が分かります。こりゃ交換のし甲斐があるね。
また、オイルを循環させるための据えきり時の音がみるみる小さくなっていくのが分かります。
「う〜ん、こりゃいい!ごめんよスパイダー、2年も放置して。」
交換後は例の「プシュ〜キュルル〜」音がまったくなくなりました。
カンタンだし、オイルも安いのでオススメのDIYです(特にアルファオーナーにオススメです)。
(おまけ)
←スパイダーをジャッキアップすると、ウインドーと幌との間にこんなに隙間ができます。それだけ歪むんですねぇ。
ゆるゆるスパイダーですが、その ゆるっちさ が大好きです。