アルファロメオの内装のエロ化（その②）

　初期型GTVスパイダーの内装は黒一色。これはこれで漢度が高く、いい部分もあるんだけど、後のマイナーチェンジでパネルに金属（アルミ？）が奢られてだいぶエロっぽくなっています。

　ずっと初期型の内装は「うーん、硬派なスポーツカーっぽくって、スパにはちょっと似合わないな」と感じていました。

　DIYで色を塗ってしまおうか？などと考えていましたが、その場合失敗して、しょぼくなってしまう恐れもあります。

　失敗してもいいように、中古のパネルを購入して納得のいく塗装を行おうと、中古パーツ屋に何度も問い合わせを行っていました。

　が、私と同じことを考える人は多いようで、ほとんど在庫が見つかりませんでした（ヤフオクなどは出品されるたびにチャック・問い合わせしていました）。また、I・T・Oさんでは在庫ありましたが、フロントセンターパネルとセンターパネル合わせて３５７００円！（しかもややベタツキあり。なんでやねんっ！高すぎやんけ）と高価だったりして、なかなか購入できないでいました。

　ずっと探し続けていてやっと希望の出物が見つかりソッコーで問い合わせしたところ、なんと在庫あり！しかも８０００円でよいと。ななななんとぉ！もちろん即買いでした。

　パネルを購入したのはいいのですが、これを取り付けなければなりません。内装外しは、隠しネジとかが多く使われていたりして、手順が難しいです。自分はマニュアル持っていないので、手探りで交換することになりました（誰か安く売ってけれー）。

　今回のDIYで感じたのは、内装外し・交換に一番時間がかかるのは、隠しネジ位置の調査です。つまり、マニュアルがあれば格段に楽になるってことでした。（まぁ、あれこれ悩みながらDIYするのもまた楽しいんですけどね。）

　以下に簡単に工程を説明します。

←まず、センターパネルについてる灰皿、ドアミラー調整スイッチ、ライト光軸調整ダイヤルのパネルを、－ドライバーのようなもので、こじって外します（簡単に外れますが、やさしく傷つかないように）。

次に、ドアミラー調整スイッチと光軸調整スイッチの配線ソケットを引っこ抜きます（ツメを押しながら慎重に、写真の右２つの青マル）。

次に灰皿の下と光軸調整ダイヤルの下に六角ネジが見える（写真の右２つの黄色マル）ので、これを六角レンチで回して外します（外した後のネジ落下に注意）

私はこの時点で外せると信じて、エイヤッっと、とりましたら、パキッとやってしまいました。Σ（´Д｀

写真の左の２つの黄色マル部もネジ止めされていました。このネジへのアクセスは、赤矢印のネジ2本を外し、脇のカバーを少しめくった状態にすると見れます（横から刺さっているネジです）ので外します。

後はチョイと浮かせた状態で、シガーライターソケットの配線を注意して引っこ抜けば、ガバッと外れます。

写真左赤マル2つはフロントセンターパネル下部からにょきっと出てるはめ込み棒で、これがセンターパネルの裏の穴に刺さって組み合わされています（センターパネルがフロントセンターパネルを押し付けている状態です）。

←フロントセンターPは、エアコン風吹き出し口、エアコンダイヤル3つ、オーディオを外し（すべてはめ込み式）、写真の黄色マルのネジ（上と下は六角ネジ、真ん中は＋ネジ）を外すと、センターパネルが浮いてきます。

少し浮かせて、メーターへのソケット、麦ライト、エアコンダイヤルへのソケット、非常点滅灯スイッチへのソケットを外します。

以上で、ガバッと外せるハズです（くれぐれも慎重に、慎重に越したことはないです）。

　後は外した順を逆に取り付けていけばよいです。

　ポイントはパネルを外す際のネジ、ソケットを丁寧に外すことです。

　今回は手探りで外していったので、本当に大変でした。が、ある程度わかっていれば、それほど難しくはないです。しかし上述しましたが、センターパネルを外すときに、隠しネジを発見できず、ネジ止めの部分を割ってしまったのは悔やまれます。でもね、購入した塗装済みの中古品もこの部分がなかった！ということは、購入元の部品屋さんか、もしくは、前オーナーが塗装する際に内装外しをしたときに、自分と同じ間違いをした訳であり。つまり、「野郎！壊したやつ売りやがったなっ！」ヽ(`Д´)ﾉってことになるわけですが、まぁ、その部分が留められなくても、センターパネルの灰皿下と光軸調整パネル下のネジ2つをきっちり留めることで、十分に取り付け剛性は確保できました。

　んで、仕上がりは以下の通り。