フロントウインドウピラーステッカーチューン
もうずっと気になっていることの一つに、フロントウインドウ枠のブラックの部分の塗料が剥げてきて、非常にみっともないことになっている、ということがありました。さらにこのハゲは進行しつつあるようです。アルファスパイダーは、一応、高級車的な外観で、その美しさが所有する喜びの一つであるのにこれは気になりますよね。塗装屋さんに持っていって、ブラック、クリアをもう剥げないようにしっかり塗装してもらうのも手ですが、ブラックはすぐにキズでくすんでしまうのが気になるところ。
こういうのって皆どうしているんだろう、と大型店の駐車場で他車をよく観察していたのですが、一番多いのはステッカーを貼っている人が多い。（特にベンツやBM、アウディなどのドイツ車に多いように思う。あとはエスティマとか。）これはよいアイディアだと思います。ステッカーなら安いし、気に入らなければ剥がせる。元に戻せるってのは安心感があるよね。ならばスパイダーの窓枠のハゲハゲをビシッときれいに出来そうだ。
街中で見るステッカーチューンは、なんかカーボン調のステッカーが多い。車種ごとにカットされたものが売っているのかな？だけど、これみよがし過ぎるので、普通にブラックのステッカーでチューンすることにしてみました。
←皆さんのAピラーこんなことになってませんか？塗装が薄くなって剥げてきてる。古いワイパーブレードみたいだ。これは我慢ならないので、ビシッと外観を美しくすべくステッカーを貼ることに。
←カッティングシートは屋外用の耐久性のあるものを購入。屋内用のものは安いけどすぐダメになりそう。これはホームセンターで1000円程度（塗装する事を考えたら安いもんだ）。
→Aピラーは微妙に歪んでいるけど、シートはビニール？みたいに若干伸びるのでまずは長方形にカット。サイズは4.3cm×63.4ｃｍ
ピラーのサイズは幅が4.3cm、高さが63.4cmなので、長方形にカット。根元が斜めなので適当に斜めに切って現物合せして見る。何かいい感じ。
シートの説明書はウインドウのフィルムみたいに石鹸水を噴霧しておくとうまく貼れると書いてあったのでその通りにしたら見事に失敗しました。まぁステッカーが余っているうちは、何回でもやり直せるのがステッカーチューンのいいところ。塗装はそうは行かないからね。
うまく貼るコツは、貼る面をきれいな状態にして乾燥させ、まずはステッカーの根元部を貼り付け、ステッカーの上部を引っ張りつつ微妙に歪ませながらピラーの中心線だけを貼り付けていく方法。
ピラーにステッカーが（中心線のみ貼り付いている状態で）うまく載ったら、中心から左右に空気を押し出すように貼り付けていく。これでうまく貼れました。
上下左右の端は若干歪んでいたりするので、あとはドライヤーで熱風を当ててやるとステッカーが少しずつ縮みつつピッタリフィットしてくれました。
↑まずは根元を貼って、上端部を引っ張りながら、、、
↓位置がキッチリ決まったら、
↑中心部のみを押えて貼り付けていく
↓中心から左右に空気を押し出すように貼り付けていく
←ある程度歪まずにうまく貼れました。端はちょっと浮いていたり、歪んでいたりするので、、、
→ドライヤーでステッカーを縮めながら、フィトさせていく。熱のかけすぎに注意。
←おぉ〜。薄汚いピラーが新車の様に甦りました。反対側も同様にステッカーを貼ります。
→さすがにウインドウ上部は長方形では歪みすぎて貼れないので、大きなカレンダー等で型を取り（トレッシングペーパーがいいかも）ステッカーを切り抜きました。上端一本貼りは無理そうなので、2分割（1本貼りだとカッティングシートは1,4mは必要だし、貼るのが大変そう）で挑戦。
←両ピラー、上端2分割の計4分割でなかなかの仕上がりでした。ハッキリいってすごくきれいになりました。これはイイ！カッティングシートとドライヤーと型紙（カレンダーなどの大きい紙で可）、ハサミ、カッターだけですごく満足感のあるDIYです。
もっとも、最初から塗装がハゲなければ問題ないのだけれど。さすがに今のアルファはこんなことにならないだろうな。
上端はピラーより型を取らなくてはならない分（長方形では無理な分）ちょっと難しい。でもちょっと歪んでもドライヤーでフィットできるので寸分違わず型を取らねばならないというほどではないので、安心して作業できました。
安くて効果が高いステッカーモディファイ、満足度が高いです。
あとはステッカーの耐久性が気になりますが、お手軽なので、はがれたらまたやろうかな。元の色がブラックなので、ブラックのステッカーを貼ると細部の乱れた線が全く気にならない事もあって、めちゃくちゃきれいに仕上がります。カーボン調とかだと細部のアラが目立つかも。
