タペット音対策オイル交換〜オイル滲み漏れ対策日産ESC投入
 前回のオイル交換後、エンジンのタペット音?(HLA音?)と思われる音が大きくなってしまったこと、それとエルフのオイルが原因かIXL添加剤が原因かは不明であるけれど、エンジンのあらゆるシール部からオイルが漏れてきてしまったことから、このオイルはTSエンジンには相性が悪いと判断し、オイル交換を行うことにしました
 
 そこで考えたのがオイルの銘柄。
 
 またモービル1に戻すのもよいが、タペット音(カムのHLA打音)をどうにか小さくしたいと思い、その原因を考えて見ました。
 
 タペット音が酷くなるのは、エンジンが温まってきたときに低回転でかなり酷い 
 
ということは、つまりオイル粘度が低くなると、HLAのボールベアリングへの油圧が低下するのではないかという推察を元に、高粘度のオイルを試してみることにしました。
 走行距離も12万キロを越えているので、クリアランスも相当ガバガバになっている可能性もあるし、高粘度オイルを使用しても差し支えないのではないかという目論見もあります。
 
そこで私が選んだのは、、、
↑これ。シェブロンのシュプリーム20w-50!!
↑なんと、これ一本945mLで、300〜400円という安さ!鉱物油だけど、アルファのTSは元々の設計年度も古いし、化学合成油よりこちらのほうが合っているかも知れない(と言い聞かせる)
←エンジン下回りのオイル滲み漏れをきれいに掃除してからオイルを投入。
 
やはりエルフのF1は、化学合成油だからオイルがパッキンやらゴムやらを侵して吐血したのか?
 
↓この容器はオイル投入がかなり楽。
 シェブロンのシュープリーム20w50!かなり高粘度だし、かなり安いオイルだけど大丈夫かな。という疑念もあったが、ダメならすぐオイル交換すればよい(エルフのF1よりはマシだろうと)ということで、入れてみました。
 
 
 
 結果、いい!これはいい!少なくとも12万キロ走った私のTSエンジンにはすごく相性が良いようです。オイル交換後、500キロ走行しての感想は、エンジン始動時はやや回転が重たく感じるけれど、エンジンが温まったときのタペット音がほとんど聞こえないくらいに異音が消えました。
 特に1800rpm以下でのパタパタ音がかなり小さくなったということは、オイルがHLA内部にちゃんと油圧を作っていて、カムとのクリアランスが適正に保たれているということではなかろうか?
 理論(というか想像)が合っているか違うかは分らないけれど、異音がほとんど消えてしまったのは紛れも無い事実なので、これからはこのオイルの使用を続けてみたいと思います(安いしね)。
 
 たぶんオイルのへたりは速くなるだろうから、こまめに3000-5000kmくらいで交換していけばいいんじゃないかな。それでもモービル1よりかなり低コストだからOK。
 
 そして問題のあらゆるシール部からのオイル漏れに付いての対策は、この高粘度オイルでも十分対策になると思われるけれど、日産のオイル漏れ止め剤ESCを試すことにしました。
 オイル交換後500km時点で、このオイルはこのエンジンによいという事を確認してからの投入です。
←日産ESC。ワコーズESCのOEMと思われるが、日産が採用しているところを見るとかなり信頼性は高いと思われる。価格は1500円くらい
←水温センサー取り付け部?やらヘッドパッキン、ブローバイ戻しパイプやらありとあらゆるところから漏れていた。ご覧のようになるまできれいに洗浄した後に漏れ止め剤を投入。
しかし恐るべし エルフの化学合成オイルかIXL添加剤 のどちらか。
←オイル滲み漏れが完治することを祈る
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